2012年8月7日(火)、その朝はタオが餌を食べなかったのでわがままかと思い込み、朝の散歩に連れて行きませんでした。
母の病院受診の日でしたので、タオをデミオに乗せて出発。
途中、ウンチの匂いがしてきました。
タオ、初めてのお漏らしです。
昼、愛媛大学附属病院東駐車場。
普段なら、デミオのドアを開けても一時待つのですが、この時はお漏らしに慌てたのでしょう、ドアを開けた瞬間に飛び出したしまいました。
首輪をつけているのですぐに見つかるのではないかと思っていました。
甘い!
あの周辺は野良犬が多く、首輪をつけている犬が目に止まっても誰も気にしないのです。
大捜索を始めました。
どうしても見つかりません。
1ヶ月がたった9月6日(木) 夜、聞き込みをしていた見知らぬ方から電話があり、伊予鉄見奈良駅付近で高校生が見たという情報が入りました。
早速出動。
見つかるはずは無いと思いながらデミオをゆっくり走らせているとヘッドライトの前を2匹の犬が通り過ぎました。
今のは何?
せっかく探しに来たのでデミオを降りて「タオ!」と呼んでみました。
すると二匹とも近寄ってくるではありませんか!
小さな犬の首元に手をかけると覚えのある首輪の触感。タオです。
9月7日で捜索を断念しようと決めておりました。
730時間ぶりの再会でした。
連絡をいただいた方には感謝しかありません。
捜索に出る折り、今は亡き母が2つの目で探すより、4つの目で探した方がいいでしょうと一緒についてきてくれたことも忘れられません。
保護したときには、もう一匹大きな犬と一緒でした。
大きな犬としばらく暮らしを共にしていたものと思われます。
大きな犬に翌日お礼を述べておきました。
保護地点